逆子は鍼灸で治しましょう!

あなたは今、妊娠中ですか?まさか逆子?ではないですよね。

多くの場合逆子は自然と治ります。でもたまに一部の方は逆子が治らず、帝王切開での出産になる場合もあります。少し心配になりますね。

帝王切開はなるべく避けましょう。なぜなら、あとあと問題がのこります。

それはあとで述べますが、やっぱり皆様には普通分娩をして欲しいです。

当院ではどうしてもやむを得ない場合をのぞいて、帝王切開断固反対です。

もし妊娠28週~32週頃でも、まだ逆子のようであれば、逆子を治す努力をしましょう。また、私がお手伝いします。

当院での逆子の鍼灸治療・方法

当院での逆子の鍼灸治療はお灸をメインに、ツボへのマッサージ、指圧、鍼を組み合わせた施術になります。

お灸をするツボは主に至陰、三陰交です。

これらのツボは東洋医学では逆子の治療によく使われる有名なツボです。

これらに温灸や透熱灸を施し、冷えやむくみなどの体調に合わせて、足裏マッサージも行います。

また、この治療は、逆子を治すためだけでなく、安産につながる大切な施術になります。

冷えやむくみが頑固な場合は、これに合わせて、経絡の流れを分析して、足も手も頭も含め全身を鍼灸マッサージで治療します。

逆子の鍼灸治療のタイミングや回数は?

妊娠24週~32週頃が逆子の治療時期で治りやすい時期です。これよりも遅くてもまだ逆子の場合でも諦めずに治療しましょう。治るまで、治るようにお付き合いします。

産科での診察で妊娠7~8ヵ月に逆子の可能性を診断された場合は、病院のアドバイスの他に鍼灸をおすすめします。

当院での施術ですが、週一回のお灸+全身治療を行います。

また、ご自宅では、毎日、足のツボにお灸ができるように、お灸のセットを差し上げています。

お灸するツボも、分るように指導いたします。

これらの治療を行うことで、早い場合は数回の施術で逆子が治る場合があります。

なかなか変化がない方も、施術を繰り返すごとに、変化の兆しを感じて来ます。

施術中や、就寝前後に突然赤ちゃんが動き出したりします。

逆子になりやすい・治りにくい方の共通点

次のような方は私の経験上、逆子になりやすいように感じます。

冷え、足のむくみ、全身のむくみ、お腹が張る、頭が固くなる、アゴに問題がある、呼吸が浅い、不安、神経質、先天的虚弱など。

また、物理的に、低置胎盤、前置胎盤、へその緒の巻きつきなどある場合も、逆子の原因になる可能性があります。

帝王切開はキツイ

なぜ、私が施術家の立場で帝王切開を嫌うのか?ですが、

それは、のちのち腹部で皮膚や筋膜、腹膜の癒着や引きつれが起こりやすくなるからです。

私が今までに、帝王切開やその他腹部の手術を受けた方々の施術をした時によく気づくのですが、

これらの方々は膜の緊張や癒着あり、場合によっては腹部の血管、リンパ、内臓などに影響がでることがあります。

すると、お腹の痛み、足のむくみ、冷え、痺れ、大腸、膀胱のトラブル、腰痛、などの症状がでることがあります。

ではどうすれば良いか?

まずは、帝王切開にならないようにするのが一番です。

逆子があれば、できる限り治しましょう。

また、どうしても帝王切開になってしまった場合は、癒着をおこさないように産後のケアをしっかり行いましょう。

当院では施術にて産後のケアもしております。

ただ、先ほどもお話したように、もし腹部に癒着ができると産後だけでなく、体のケアはずっと必要になる可能性がありますので、そうならないようにしましょう。

 

 

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